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絶対音感について

絶対音感について

「絶対音感を身に付けるにはどうしたらよいのですか?」というご質問をよく聞きます。

音楽教室によってはお子様に絶対音感を「身に付けさせる」ことを売りにしている先生もいます。

はっきり言って「絶対音感」はある種の特殊能力だと思っています。

持って生まれた能力が、訓練によって引き出された人が「絶対音感がある」人になるのです。

ということは、どんなに訓練してもダメな人はダメなのです。(キツイ言い方ですみません)

一流のピアニスト、ミュージシャンで絶対音感が無くても成功している方は沢山いますし、あったらあったで弊害も多いのです。

一度聞いた曲を暗記して、すぐに弾くことができたりします。楽譜にも書くことができます。わたしはテープ起こしのアルバイトをずっとしていました。絶対音感が仕事に結びついた一例です。

が、普段の生活の中で、この能力の弊害もいやというほど味わってきました。

記憶している音が頭のなかで勝手に鳴りだしたり、音楽が流れている店(喫茶店・スーパー・都会の雑踏)などにいると、非常に疲れてしまうのです。

幼児のころは、踏切の警報音・消防車のサイレン・車のエンジン音もだめで、外で遊ぶことが出来ませんでした。

この辛さは説明してもまず理解はしてもらえないでしょう。

そういうことで・・絶対音感などないほうが、日々の生活には良いと断言いたします。

特殊能力があるからといって幸せになれるとは限らないのです。

ご質問があれば、受け付けますので、どうぞご連絡ください。

 

参考までに

 最近見つけたサイトで、「耳コピークラブ」という楽譜制作サイトのようです。興味のある方は覗いてみてくださいね。

 www.mimicopi.jp/

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